謹賀新年
購買力平価でぎりぎり及第点
1995年、日本の一人当たりのGDPは44,000ドル前後でした。30年後の今日(2024年)、その数字は33,785ドルまで下がりました。つまり、私が政治の世界に入ってからの30年間で、名目値では、一人当たりGDPが3/4になってしまった計算です。もっとも購買力平価で比較すればこの数字も少し変わります。1995年が35,000ドルから40,000ドルの間、2024年には46,000ドルとなるからで、その意味では少し豊かになったと考えることもできます。政治家の中には、この一事を以て「ギリギリ及第点」とする声もありますが、私はそうは思いません。貨幣価値だけで人間の豊かさを計ることはできませんが、日本の一人当たりGDPを国際比較することで、私を含め政治はより厳しい評価を受けるべきでしょう。1995年に世界第6位で一人当たりのGDPの順位は、2024年にはとうとう世界第38位にまで下がってしまっているのですから。
日本発で世界中の人が求めるものを!
なぜ、日本人は豊かさを失ってしまったのでしょうか。購買力平価で、一人当たりのGDPが増えているのは物価が下落したからです。名目GDPが下がり、国際社会での順位が下がっているのは、潜在成長率が長らく低位で推移しているからです。世界の人々が求める製品やサービスを日本発で生みだすことができなかった結果でしょう。30年前はインターネットもまだ黎明期。スマホは存在しませんでした。しかし、ネットを通じた製品やサービスの提供はいまでは世界にいきわたり、消費者は当たり前のメリットを享受しています。日本として悔やまれる問題です。
人工光合成の予算獲得はその一歩
政治家としての責務とは何でしょうか。私は、やはりイノベーションだと思います。世の中にまだ存在しない何かを生み出せる国に、日本はもう一度ならなければなりません。そのために私が推進するのは人工光合成プロジェクトです。私は、来年度の予算に人工光合成の社会実装への費用を盛り込みました。これが日本の曙光となることを、元旦に願います。 Tweet





