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活動報告

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日本の抱える課題解決に向けて その2

  • 日本の抱える課題解決に向けて  その2
日本が抱える課題の根本は何でしょうか?それは、30年にわたり経済が全く成長してこなかったことに帰着します。30年前といえばバブル時代です。



成長の為の三要素
それまで日本の経済は人口増加と工業化、都市化によって成長を謳歌できました。人口が増えれば、その分消費も増えますので、経済成長への寄与度は高いといえます。また工業化と、それにともなう工業製品の輸出増で、国内のみならず海外の需要を取り込むことに繋がり、やはり成長を押し上げます。適度な都市化も、物流や人の動きを効率化させ、それも成長にはプラスに働きます。

まずは、人口減少に歯止めを!
そうした要素は今、失われました。人口は減少し、冷戦構造の崩壊とグローバル化の進展により工業製品の生産は中国や東南アジアに移転し、都市化の加速都市化の加速は人口減少に第一に人口減少を止めること。第二は少ない人口でも、一人あたりの生産性を高めて経済成長を促し、所得を増やすことです。所得が増えて、将来不安が減少すれば、人口増加にもつながる可能性があります。車をかける働きをしています。こうしたなか、取り組むべき政策は明らかです。

思い切った政策を!
もちろん「言うは易く行うは難し」です。だから、思い切った政策も必要ですし、政策の総動員が必要です。先進国のフランスでは、二つのことを行なって少子化を止めました。一つは、法的な婚姻関係にないカップルの子どもにも、きちんと法的な権利を与えたことです。もう一つは当然、その親にも同じ権利…例えば、お子さんが三歳になるまで父と母それぞれ一年半ずつ有給での育児休職を認めるなどです。三歳以降については保育の完全無料化も適用されます。

まだ、世の中にないもの創り出す
生産性を大きく引き上げるには、現在、世の中にないものを生み出す必要があります。私が、かねて主張している人工光合成は、エネルギー革命にもつながる画期的な技術です。こうした最新技術に思い切って国が投資をする、年間一兆円位のお金を注ぎ込むといった大胆な試みこそが求められているのではないでしょうか。ありきたりでない政策を総動員し、敢然と実行に移す。それこそが今の政治家に求められている姿なのではないでしょうか。