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活動報告

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政治の季節

  • 政治の季節
米国の大統領選挙の構図が決まりました。11月に投票日を迎える米国大統領選挙ですが、9月には早くも期日前投票が始まるそうです。

自民党総裁選挙は来月
我が国でも9月に自民党総裁選挙が行われます。現在の政権党は自民党ですので、自民党総裁は、総理大臣ということになります。3年ぶりの総裁選挙では、全国に100万人を超える党員が一票の力を行使し、国政に意見を反映する重要な機会です。奇しくも9月は、野党第一党の立憲民主党が代表選挙を行う時期とも重なります。

報道先行の自民党総裁選挙
現在の岸田総裁は9月30日に任期満了を迎えます。総裁選挙の規定では任期満了の10日以内前に総裁選挙の投票日を設けることが決まっており、その場合、投票日は9月20日から29日までの間が投票日となります。岸田総裁を含め、正式に立候補を表明している候補者はまだいませんが、メディアではすでに複数の名前が取りざたされています。


票にならない外交・安全保障についてもしっかり議論
誰が立候補するのかはもちろん大切です。しかし、もっと重要なことは何を実現するかだと、私は思います。内外共に難問を抱える中、その難問を如何に解決するか、そして日本をどこに導いて行くのかが問われています。選挙ではとかく「票にならない」と言われる外交・安全保障についても、各候補がしっかり持論を展開すべきでしょう。これは、同時期に行われる立憲民主党の代表選挙でも問われている課題です。ロシアのウクライナ侵攻にどう対処するのか、イスラエル軍のガザでの活動にどう向き合うべきか、そして我が国周辺の北東アジアの安全保障をどう考えるのか、いずれも難題で、総合的な観点からの議論が必要です。


我国の主体的な意思を示す
米国大統領選挙はトランプ前大統領対ハリス副大統領の構図となりそうですが、米国は我が国唯一の同盟国ですので、どちらが当選しても我が国の安全保障に影響が出ないよう備えなければなりません。その意味でも、我が国がいかに主体的に国際的な課題に取り組むのか、総合的に提示する良い機会です。その点も今回の総裁選挙に活用すべきでしょう。