「浅尾慶一郎さんに期待します!」~外交評論家の宮家邦彦さんからの応援メッセージ
外交評論家の宮家邦彦さんから応援メッセージをいただきました。
浅尾さんとの長い付き合い
浅尾さんは、鎌倉市出身の私の中学・高校そして大学の後輩です。実際の浅尾慶一郎さんとの最初の出会いは、私が外務省で働いていた頃でした。ソビエト連邦が崩壊し、東西冷戦体制が終結してしばらく経ち、国内は細川連立政権から自民党に政権が戻った頃でした。国会では〔政権を取るつもりのない野党〕の「平和が尊いと唱えてさえいれば、平和は保つことができる」という『空想的平和主義』に基づいた議論の残照が色濃く残っていた頃でした。
現実的な政策を提唱、実現する政治家
私が、浅尾慶一郎さんに期待する理由は、彼が野党にいる時から現実的な〔外交・安全保障政策〕を唱えて、いくつも実行していたからです。〔外為法〕を改正し、日本の外交カードとして〔北朝鮮への送金停止〕を実現したのもその一例です。また、アフガン戦争の〔インド洋における支援活動〕や、〔ソマリア沖海賊対処法案〕でも浅尾さんは、多くの建設的な提言をされています。現在、日本を取り巻く国際情勢はますます厳しさを増すばかりです。国際的な視点を持つ浅尾慶一郎さんのような〔現実的な政策〕を提唱できる政治家こそが必要なのです。
空想的平和主義には任せられない
北朝鮮の〔核・ミサイルの開発〕は進み、ロシアとの〔北方領土問題〕は未解決、韓国との〔関係修復〕も一段と難しくなっています。さらに、中国は経済的に大きく発展したことで〔対外的な進出の意思〕を隠さなくなりました。アメリカをはじめとする先進国の中国への警戒感は高まるばかりです。「台湾有事は、日本有事につながる…」と言っても過言ではない緊迫した国際状況下で、〔空想的平和主義〕に先祖帰りした政党や政治家に、これ以上日本の政治を任せることはできません。
国際的な人脈を持ちつつ、地に足がついた現実的な〔外交・安全保障政策〕を打ち立てることができる政治家として、私は浅尾慶一郎さんに期待しています。 Tweet