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活動報告

 <ブログ>

ワクチン接種における課題

鎌倉市議選

今年は必ず衆議院選挙が行われる年ですが、私の地元の鎌倉市では、先月、市議会議員選挙が行われました。コロナ禍での選挙戦で、私自身多くの初めての経験を致しました。マスクをしながら演説をした結果、マスクの紐の跡が着いた日焼けはご愛嬌ですが、集会等がなかなか出来にくく選挙のやり方が少し変わった感じがしました。ようやくワクチンの接種が始まりますが、秋までに行われる衆議院議員選挙の際も、選挙戦中のマスクは引き続き必需品でしょう。

ようやく始まるワクチン接種

ワクチンについては去年の4月号の活動レポートでも取り上げており、もう少し早く接種が出来ていればと率直に思います。もちろん全国民に接種をする初めての事態ですので、様々な課題があることも事実です。その課題で、私自身が取り組んだことの一部をご紹介致します。

遅れる救急隊員のワクチン接種

ワクチンは、医療関係者、65歳以上の方、基礎疾患のある方、その他の順番で接種がなされます。医療関係者には、医師でなくとも医療機関で勤務する方は広く含まれます。また、当然コロナの感染者を搬送する可能性のある消防署の救急隊員も含まれます。医療関係者の接種は自院で職員に接種が出来る所から接種を始め、その後に自院で接種が出来ない関係者の接種をすることになります。問題は、消防署の職員はどこの病院にも属しているわけではないので、一定程度感染の危険があるにも関わらず、ワクチン接種が医療関係者枠の中であと回しになるという点です。鎌倉市においては、ワクチン接種を担う鎌倉市医師会の配慮で出来るだけ早く救急職員のワクチン接種を行える様にして頂きましたが、そうでない自治体も全国に存在致します。

副反応に対する対策

今回のワクチンは初めて開発されたものです。基本的には安全性に問題はありませんし、原理的にはありえないですが、長期的に本当に副反応が全くないと言い切れるまでには至っておりません。ワクチン接種の数週間後、あるいは数年後に副反応が出た場合でも、ワクチンのロット番号をその副反応の診察をした医師が厚生労働省にFAXで送ることになっています。もともとのワクチン接種の予診票は紙ベースで自治体が保管することになっています。数週間後あるいは、数年後に副反応が出た場合にとてもその紙を探し出すことは出来ないだろうと思われます。そこで、予診票をOCRで読み込むソフトウエア開発をしている知人がおり、そのソフトを活用することで、万が一に備えるお手伝いをしました。本来、行政のデジタル化を謳うのであればワクチン接種の記録を電子化、データベース化することはいの一番に国が取り組むべき課題です。こうした課題の解決にも、取り組んで参ります。