メニューを閉じる

地域で活躍する人たち

澤渡 俊仁(さわど としひと) 鎌倉材木座天王唄保存会 会長

  • 澤渡 俊仁(さわど としひと) 鎌倉材木座天王唄保存会 会長

鎌倉時代から続く天王唄を継承する鎌倉材木座天王唄(てんのううた)保存会の第7代会長に昨年の年末に就任した澤渡俊仁さんは、鎌倉市大町出身で今は材木座にお住まいです。天王唄は鎌倉材木座にある五所神社の神事の際や夏祭りでは神輿(みこし)を担ぎながら唄われます。その歴史は800年前に鶴岡八幡宮の造営にあたって伊勢から海を渡って鎌倉に陸揚げされた御用材を鶴岡八幡宮まで運ぶ際に唄われたことに始まるという伝統あるもの。
今から15年以上前、サラリーマンだった澤渡さんは地元の自治会で「神輿の担ぎ手いないので軽自動車に載せて回る」と聞いて危機感を覚え、自ら担ぐとともに仲間を増やしてきました。その後「天王唄の後継者がいない、継承してほしい」と頼まれ、今度は「何とか天王唄を地元の皆さんに唄ってもらえるようにしよう」と自身で唄の稽古を積み、一人一人に声をかけてメンバーを増やしてきました。「鎌倉は神様がいる町、800年続いてきたものを唄っている気持ちは何か神々しい気持ちになる」と澤渡さん。「新たに移り住んできた若い人も気軽に入れるようにとも思っているので、毎週土曜夜、五所神社での稽古を覗いてみてほしい」と笑顔でお話しいただきました。