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地域で活躍する人たち

湯澤 剛さん : 株式会社ユサワフードシステム (本社大船) 代表取締役

  • 湯澤剛さん
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父親の急逝で突然、飲食事業と40億円もの負債を相続しながらも立ち直ってこられ、NHKの番組でも取り上げられた湯澤剛さんに、現在の事業継承の課題、更にはコロナで変わる飲食店について伺いました。

浅尾)私は「誰にでも何度でもチャンスのある社会を」をスローガンにしています。ただ、現状の大きな課題として、個人保証が無いと中小企業はお金が借りられない点があります。
湯澤)個人保証は起業とか中小企業の事業承継がうまく行かない要因ですし、経営が行き詰って最後には命を絶ってしまうような悲惨な事がおきる最大の原因とも考えます。
浅尾)確かにこの点変える必要があると思います。湯澤さんはご自身は事業を継承して、苦労して40億もの負債を完済されました。
湯澤)最初は「破産するにしてもなるべく迷惑をかける人を少なくさせたい」という気持ちでやっていました。ただ、地元信用金庫のバックアップに加えて、何より社員の人たちの頑張りが支えになりました。元々立地の良い店が多く、まともにやれば収益が上がるところを、父が拡大路線に走りすぎていたところもあります。
浅尾)さて今のコロナ禍で人の動きも変わって、飲食業界はどう変わって行くのでしょうか。
湯澤)先ず、リモートで住むところも変わります。加えて大企業の若い人が飲みに行かない傾向がコロナで益々加速しています。都心の高層階、大規模なお店が厳しくなり、我々のエリアである大船・藤沢などの路面店が立地として良くなると思います。これからは大きな宴会をやらなくなりますので大きな店では無く、我々が「フリー客」と呼ぶような、その日にふらっと入ってくる方たちを迎える50~100席ぐらいを回していくのが繁盛店のモデルになってくると思います。
浅尾)なるほど、今日は興味深いお話をありがとうございました。