災害に強い街創りの財源に 無利子・相続税非課税国債
「災害に強い街創り」の財源
列島を襲う台風の被害は、もはや想像を絶する規模になっています。私の地元、神奈川4区(横浜市栄区・鎌倉市・逗子市・葉山町)でも、多くの被害を受けています。強風、そしてゲリラ豪雨による浸水被害が各地で猛威を振るっています。台風ばかりではありません。地震も、いつまた来るか分かりません。行政にとり「災害に強い街創り」が急務になっています。しかし問題は財源です。日本はご存知のように財政難です。30兆円にものぼるタンス預金
先月号では無利子・相続税非課税国債の話をしました。これに対し「こうした国債を使って災害対策を行うべき」とのご意見を多数いただきました。前号でも指摘したように、現在、日本には8兆5千億円もの古いお札が日銀に戻らず市中に退蔵されています。旧券のお札は今でも使えますが、お店から銀行に持ち込まれれば日銀に戻されて裁断されるので、無くなります。そもそも、日本の総発行紙幣残高100兆円の内の3割、30兆円は日常使われないタンス預金だと言う統計もあります。こうしたお金の半分位は、表に出せないお金ではないかと思われます。私が社会人として勤務した日本興業銀行では当時、ワリコーという無記名の一年満期の割引債を販売していました。千万円券もありました。ちなみに、一億円の現金は10キロの重さですが、それが10枚になるとせいぜい20グラムになり場所も取らなくなります。しかも、当時は、ゼロ金利の今とは違い、利息もついておりました。そして、性質上表に出せないお金が、融資という形式でお金が回る経済効果も得られました。





