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ブログ

あさお慶一郎が、この時代の出来事に思う事や具体的な政策を語ります。

地球温暖化防止に関する大いなる技術革新

世界的に高まる温暖化防止の機運

毎月地域のボランティアの皆さまに配布させて頂く本活動レポート。
表の原稿の文責は、もちろん私自身にあります。
思い返せば去年の6月号、本レポートのタイトルは「アフターコロナで目標にすべきこと」でした。
その意味では、一年経ったいまもアフターコロナが訪れていない現状や、私自身の見通しの甘さについてお詫びしなければなりません。
我が国のコロナ対策の課題については別の機会に活動レポートでまとめたいと思います。
一方、去年6月号の活動レポートで触れた「災い転じて福となす」の地球温暖化対策については、米国でのバイデン政権誕生もあり、その機運は予想以上に高まってきています。

世界最高水準の二酸化炭素変換効率

かねてから私が主張してきた人工光合成の実現に向け、科学技術の進歩という視点からもうれしいニュースが聞こえてきています。
私のtwitterや Facebookでも紹介しましたが、豊田中央研究所では二酸化炭素を有機化合物に変換する効率が7.2%まで高められたというニュースもありました。
これはあらゆる植物の効率を上回る水準で、当然のこと世界最高水準の変換効率となります。
豊田中央研究所のことは、この活動レポートでも何度も取り上げたこともあり、我が事のようにうれしく感じています。

杉林の100倍の二酸化炭素回収

技術的に難しい話は省略しますが、生成される物質は炭素が一つ結合しているギ酸です。
今回、ギ酸を生成した装置は36センチ×36センチの装置です。
1メートル×1メートルの装置の開発はすでに着手しており、2030年には1.5メートル×1.5メートルの装置を開発し、敷地7ヘクタールの森林の杉林と同面積設置した場合に、100倍の効率で二酸化炭素の固定化を実現出来ます。
いよいよ人工光合成が実用化される所まで、研究が進んでおります。
人工光合成は政治家としてライフワークの一つです。こうした研究、そして実用化の後押しをしてゆくことが使命だと感じています。

日本発のエネルギー技術の革新的な開発

生成されるギ酸は、水素を運搬する化合物としても有効です。
ギ酸の沸点は101度と水に近く、水素そのもの、あるいは、化合物として水素のキャリアとして注目されるアンモニアよりはるかに使い勝手が良いのです。
そして最終的には水素に変換して燃料として使われるか、あるいは現在開発中のギ酸燃料電池としてそのまま使われる可能性も指摘されています。
どちらにしても、完全な循環型の燃料社会があと10年も経たずに到来するかもしれません。
そうなれば世界にとっても大きな福音です。もちろん、それが日本の技術となれば、我が国の生産性向上に大きく貢献することは間違いありません。
コロナ禍にあえぐ日本にはまたとない明るいニュースです。