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ブログ

あさお慶一郎が、この時代の出来事に思う事や具体的な政策を語ります。

激動する国際社会の中で目指すべき日本のあり方

  • 激動する国際社会の中で目指すべき日本のあり方

大きく変動する国際関係

国際関係が大きく動いています。G7サミットで初めて共同声明が出されず、多国間協調の枠組みの維持が危ぶまれます。米国と中国の貿易戦争も世界経済に大きく影響を与えます。英国のEU離脱も期限が迫っています。近隣では、日韓関係も難しい状況です。世界の潮流には、いま、大きな変化が起きています。こんな時代に問われることとは何でしょう。日本はどういう国を目指すべきなのでしょうか?

私には、政治家として一つのアイデアがあります!

誰にでも何度もチャンスが訪れる国――。それが私の掲げ続けている理想の国の姿です。世界で最も自己実現のできる国を目指すためには、いま3つの障害を取り除かなければなりません。一つは膨大な政府債務。二つ目は増え続ける社会保障費用。そして三つ目が不安定な安全保障環境です。これを解決するためには、まず一人当たりのGDPでみたわが国の成長が不可欠です。成長のためには何が必要なのか。グローバル化の負の側面が強調されますが、そうではありません。世界各国との共存共栄はむしろ生命線です。世界に開かれた国であり、また世界に羽ばたくことは、わが国にとっての必須命題ではないでしょうか。もちろん日本固有の文化を失うことによってではなく、日本の独自性を保ち、それを個性に昇華させてゆくなかで実現されるべきことなのでしょうが。

「日本はまだ普請中」

先日、鎌倉在住の文藝批評家であり都留文科大学副学長の新保裕司氏の著書『内村鑑三』を読み、その中に「日本はまだ普請中」との一節を見つけました。欧米の文明は移入したが、その心である基督教は受け入れていない。ゆえに日本は常に工事中だという考え方です。基督教や欧米文明が伝来する以前、わが国には仏教や儒教が大陸から伝わりました。そしてそれをわが国なりに受け入れ、武士道やお茶やお花といった文化へ高めました。機能性の高い和式住宅なども造りました。明治の先達は、武士道に基督教を接木する試みにも挑戦しました。

「誰にでも何度でもチャンスのある社会」の礎たる哲学を深める

今日国境の垣根は遥かに低く、グローバル化の進展と相まって技術革新による世界の変化が瞬時に伝わります。こんな時代だからこそ、どのような国を目指すべきか、国民の共通認識も必要なのでしょう。私の「誰にでも何度でもチャンスのある社会を創る」という想いは不変ですが、その源を形成する哲学は、「まだ普請中」です。古今東西の哲学・考えにも触れつつ、考え方を深め、国会に戻る日に備えたいと思います。