あさお慶一郎(衆議院議員 神奈川4区)

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2017年07月25日 (火)

あさお慶一郎ミニ対談:望月 友美子氏

「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2017年7月24日)

今回の勉強会は、公益財団法人日本対がん協会 参事 望月 友美子(もちづき ゆみこ)氏をお招きして『受動喫煙対策を巡る諸問題~命を守る政策実現のために~』と題して開催致しました。

望月先生は略歴欄にもある通り長期間に渡りたばこの健康問題に取り組んできた専門家です。

たばこ問題は古くて新しい課題である。受動喫煙で年間1万5000人が亡くなり、能動喫煙も含めれば、その10倍の年間15万人近くの人の命が失われる一方で、たばこ税とJTの配当金合わせれば2兆円以上が国庫に入る確実な財源でもある。
このように健康政策と財政政策がアクセルとブレーキの関係になり、WHOたばこ規制枠組条約の締約国にも関わらず、優よりは不可が目立つ政策通信簿の状況である。
我が国のたばこ政策は諸外国に比べ三周回遅れと言われる所以であるが、中でも、職場を含む公共空間の禁煙化は受動喫煙対策としても、本人の禁煙支援のためにも最も急がれる対策である。
また、WHOとIOCの協定により、オリンピック・パラリンピック開催都市は禁煙としなければならないが、2020年の東京開催に向けて厚生労働省の案と自民党たばこ議連の案とが相容れないまま、国会が終了してしまった。

受動喫煙対策を公約に掲げた地域政党が都議選で圧勝した今、国内外の政策状況をレビューして頂き、何が問題で何が起こっているのか、何が求められるか等、論点を整理しながら議論して頂きました。

略歴:
望月友美子(もちづき ゆみこ)氏
東京大学薬学部卒業、慶應義塾大学医学部卒業、同医学研究科博士課程修了(医学博士)。
国立がんセンター研究所疫学部研究員、国立公衆衛生院公衆衛生行政学部主任研究官(厚生省専門官併任)、国立保健医療科学院研究情報センター情報デザイン室長、世界保健機関(WHO)タバコフリーイニシアチブディレクター及び同事務局長補・特別顧問(パートナーシップと国連改革)、国立がん研究センターがん対策情報センターたばこ政策支援部長(厚生労働省医療技術参与)、アニコムホールディングス株式会社経営企画部を経て、2016年より現職。
日本学術会議連携委員(脱タバコ社会実現分科会)、日本禁煙学会理事。

活動実績:
30年にわたり、タバコフリー社会の実現のため国内外のタバココントロールを牽引してきた。
「たばこと健康問題NGO協議会」及び「日本禁煙推進医師歯科医師連盟」の創設、「全国禁煙推進研究会(当初、全国禁煙指導研究会)」の創設、「Tobacco Free*Japan:日本のたばこ政策への提言」編集委員、国・地方(東京都・神奈川県・東京都医師会等)・途上国のたばこ政策への助言・提言を行う一方、子どもたちによる課題発掘・提言型プログラム「タバコフリーキッズ・ジャパン」を全国展開中。
現在、米国グローバルブリッジによる禁煙支援のための専門人材育成事業の日本側パートナーとして国内の組織連携を図っている。

関心領域:
たばこ産業による政策干渉と新型たばこ製品の開発、市民運動の能力強化と連携強化

所属学会:
日本癌学会、日本公衆衛生学会、日本社会デザイン学会、日本公共政策学会、日本政治学会、日本禁煙学会等。

 

2017年06月29日 (木)

あさお慶一郎ミニ対談:武貞 秀士氏

「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2017年6月28日)

今回の勉強会は、拓殖大学大学院 特任教授 武貞 秀士(たけさだ ひでし)氏をお招きして『朝鮮半島情勢を読む』と題して開催致しました。
世界が注目する北朝鮮は最近ミサイルを連続して発射しています。5月14日には「火星12型」、21日に「北極星2型」そして29日には「スカッド系のミサイル」を3週連続で発射しました。しかも、この3回目のミサイルは「新型精密誘導ミサイル」で着弾誤差は7mと発表しました。これは元山から発射して400km程度飛んだとされ、隠岐諸島のEEZに落下した模様です。26日、27日にイタリア・シチリア半島でのタオルミーナ・サミットが閉幕した直後のことです。
これに対してアメリカは30日には、北朝鮮を意識してのICBM迎撃実験を成功させて世界がその動向を注目しているところです。
これらの事実を踏まえて、武貞先生には北朝鮮のミサイル開発の実態、能力や目的などについて解説して頂きました。
次に韓国の新政権の陣容、北朝鮮政策の展開を予想し、朝鮮情勢を見極めて最後に日本の取るべき防衛政策や外交政策を提言して頂きました。

<略歴>
武貞 秀士(たけさだ ひでし)氏
拓殖大学大学院特任教授。専門は朝鮮半島論、国際関係論、安全保障論。
1949年兵庫県神戸市生まれ。
1968年-1972年  慶應義塾大学法学部政治学科で国際関係論を専攻、卒業。
1977年3月、慶応義塾大学大学院博士課程修了。
1975年7月-2011年2月、防衛庁防衛研修所(現、防衛省防衛研究所)に36年間勤務した。
1979年、韓国延世大学韓国語学堂卒業。
1983-1985年、米国スタンフォード大学、ジョージ・ワシントン大学の客員研究員をつとめる。
1991年-1992年、韓国中央大学客員教授(国際交流基金日本研究プロジェクトによる)として国際学部で韓国語による講義を行う。
2011年6月-2013年2月 韓国延世大学国際学部アジア専攻コースの専任教授として、英語による教育を実施。「戦後東アジア国際関係史」「戦後日本の外交と防衛政策」など4科目 を担当。
2014年1月-現在 拓殖大学海外事情研究所特任教授、兼拓殖大学大学院特任教授(「東アジア研究論」と論文指導を担当)。その他の研究活動として、図們江フォーラム(延辺大学主催)に、2008年の第1回以降、5回参加して論文発表をした。
2015年10月、モンゴル大統領府安全保障会議傘下、国家戦略研究所において中国、ロシアの専門家以外で初の外国人客員研究員をつとめる。

著書
『なぜ韓国外交は日本に敗れたのか』(PHP研究所、2016年)
『東アジア動乱』(角川学芸出版、2015年)
『金正恩の北朝鮮』(共著、角川学芸出版、2014年)
『韓国は日本をどれほど嫌いか』(PHP研究所、2013年)他。
NHKテレビの「日曜討論」、BS JAPANの「日経+10」、フジテレビの「プライムニュース」、TBSテレビの「ひるおび」、日本テレビの「深層ニュース」、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」「報道ステーション」「いま世界は」などにゲストとして出演している。

2017年05月31日 (水)

あさお慶一郎ミニ対談:渡部 恒雄氏

「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2017年5月30日)

今回の勉強会は、笹川平和財団特任研究員 渡部 恒雄氏をお招きして『トランプ政権の行方』と題して開催致しました。
予想外の勝利でアメリカ大統領に就任したトランプ大統領は、就任後100日を迎えました。
就任直後にイスラム圏からの入国制限やオバマケアの撤回など、選挙中の公約を矢次早に大統領令として打ち出しましたが、実際には裁判所や議会に阻まれて、停滞しております。
しかし外交・安保政策では、それまで時代遅れだと批判していたNATO(北大西洋条約機構)を一転して支持し、アメリカファーストというキャッチフレーズで懸念されていた内向き姿勢をシリア空爆で払しょくしました。
日米同盟も、安倍首相との首脳会談以来、強く支持し、北朝鮮の核開発に対しては、軍事力行使も視野にいれた強い圧力をかけています。
一方で、1980年代の日米貿易摩擦時代に示したような保護主義への懸念は、日本側にも強く残っております。
このようなトランプ政権の矛盾と現実を、ワシントンDCの戦略シンクタンクに長く在籍された渡部氏から、専門的な立場から解説いただき、今後のトランプ政権の行方、そして日本のとるべき戦略を伺いました。

<略歴>
1963年福島県に生まれる。1988年、東北大学歯学部卒業、歯科医師となるが、社会科学への情熱を捨てきれず米国留学。1995年ニューヨークのニュースクール大学で政治学修士課程修了。同年、ワシントンDCのCSIS(戦略国際問題研究所)に入所。客員研究員、研究員、主任研究員を経て2003年3月より上級研究員として、日本の政党政治、外交安保政策、日米関係およびアジアの安全保障を研究。2005年4月に日本
に帰国。以来CSISでは非常勤研究員を務める。三井物産戦略研究所主任研究員を経て、2009年4月から2016年8月まで東京財団政策研究ディレクター兼上席研究員。9月より上席研究員専任となり10月より現職。外交・安全保障政策、日米関係、米国の政策分析に携わる。
2007年12月から2010年3月まで報道番組「サンデープロジェクト」(テレビ朝日系列)のコメンテーター。
2010年5月から2011年3月まで外務省発行誌「外交」の編集委員。

<主要著書>
<単著>
「『今のアメリカ』がわかる本 最新版」(2013年 三笠書房)
「二〇二五年米中逆転:歴史が教える米中関係の真実」(2011年PHP研究所)
「『今のアメリカ』がわかる本」(2007 年 三笠書房)
「『同時多発テロ』の日本への挑戦:ワシントン戦略シンクタンクからの警告」(2002年財界21)
<共著>
「戦後日本の歴史認識」(2017年 東京大学出版会)
「Asia Pacific Countries and the US Rebalancing Strategy」(2016年Palgrave Mcmillan)
「NATO and Asia-Pacific」(2016年 NATO Defense College)
「Japan’s ‘Proactive Contribution’ and the US Rebalancing Policy」(2016年 Palgrave Mcmillan)
「防衛装備庁:防衛産業とその将来」(2015年 海竜社)
「On China’s Military Rise 」(2015年Tamkang University Press)
「The Quad Plus: Towards a Shared Strategic Vision for the Indo-Pacific (2015年Wisdom Tree 2015)
「武器輸出三原則はどうして見直されたのか?」(2014年 海竜社刊)
「論集 日本の安全保障」(2013年ウェッジ)
「政策提言・海洋安全保障と平時の自衛権」(2013年東京財団)
「安倍外交への15の視点」(2013年 東京財団)
「アジア回帰するアメリカ―外交安全保障政策の検証」(2013年NTT出版)
「Strengthening the Alliance: HA/DR Cooperation in the Asia-Pacific (2013年Peace Winds America)
「冷戦後のNATO」(2012年ミネルヴァ書房)
「変容するアジアと日米関係」(2012年 東洋経済新報社)
「アメリカ政治を支えるもの―政治的インフラストラクチャーの研究」(2010年 日本国際問題研究所)
「オバマ政治を採点する」(2010年日本評論社)
「政策提言 日本の安全保障―鳩山政権への⒑の提言」(2009年 東京財団)
「政策提言 新しい日本の安全保障戦略―多層協調的安全保障戦略」(2008年 東京財団)
「米軍再編と日米安全保障協力―同盟摩擦の中で変化する沖縄の役割」(2008年福村出版)
「The Rise of China in Asia: Security Implication (2002年Strategic Studies Institute, Army War College)
「安全保障のビッグバン・第3回読売論壇新人賞入選論文集」(1998年 読売新聞社)

2017年05月01日 (月)

あさお慶一郎ミニ対談:朝比奈 一郎氏

「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2017年4月27日)

今回の講演会は、青山社中株式会社 筆頭代表CEO、中央大学大学院客員教授 朝比奈 一郎(あさひな いちろう)氏をお招きして、『位無きを患(うれ)えず、立つ所以(ゆえん)を患う~霞が関を飛び出して、多方面から日本を変える「青山社中」の挑戦~』と題して開催しました。
朝比奈先生は経済産業省を飛び出して創業する想いを熱く語っております。それによると、
「約14年勤めた霞ヶ関を飛び出し、仲間と『青山社中』という世直し組織を立ち上げることにしました。設立日は、坂本龍馬の誕生日かつ命日である11月15日、『世界に誇れ、世界で戦える日本を創る』ことを標榜し、人づくり、政策づくり、組織づくりの各方面から日本の建て直しを図りたい。このような決意をするにあたり、特に強く思ったことは
『自由な身分で、未完の霞ヶ関改革を更に進めつつ、日本の活性化に取り組みたい』ということです。」
経産省在職時代に結成した「プロジェクトK (新しい霞ヶ関を創る若手の会)」では、霞が関の縦割り打破、政策立案能力向上などを政権要路に働きかけ、その一部を実現しました。
しかし、日本の抜本的な活性化を図るために「官僚から政治家になる」という典型パターンとは違う形で、霞が関を飛び出し「地位ではなくて何をするか」を追求した坂本龍馬をモデルに亀山社中ならぬ青山社中を創業しました。

混迷の時代にあって、青山社中が取り組む、人材育成、地域活性化、立法府・議会支援、グローバル展開等をご紹介しつつ、真の日本の活性化についての思いと中身について語って頂きました。

<略歴>
氏名:朝比奈 一郎(あさひな いちろう)
1973 年生まれ。埼玉県出身。東京大学法学部卒業。ハーバード大行政大学院修了(修士)。
経済産業省ではエネルギー政策、インフラ輸出政策、 特殊法人・独立行政法人改革に携わる。「プロジェクトK (新しい霞ヶ関を創る若手の会)」初代代表。
経産省退職後、2010 年に青山社中株式会社を設立。現在は自治体(三条市、那須塩原市、川崎市、沼田市)の経済活性アドバイザー、総務省地域力創造アドバイザー、内閣府クールジャパン地域プロデューサーなども務める。
著書は「やり過ぎる力」「霞ヶ関維新」など。

2017年03月24日 (金)

あさお慶一郎ミニ対談:森下 竜一氏


「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2017年3月22日)

今回の講演会は、内閣府規制改革推進会議委員、内閣官房健康医療戦略室戦略参与、大阪府・市特別参与、大阪大学大学院医学研究科教授、森下竜一(もりした りゅういち)氏をお招きして、『アベノミクスにおける規制改革と健康医療戦略の狙い』と題して開催いたしました。
安倍内閣において、アベノミクスを推進するに当り、日本の健康医療戦略は大きく変貌しました。
2013年8月には総理自ら本部長となり、健康・医療戦略推進本部が設置され、日本版NIHといわれる日本医療研究開発機構(AMED)もスタートしました。
森下先生は、規制改革推進会議と健康・医療戦略本部において、これらの健康医療戦略に関わっておられ、
1)再生医療推進のための薬機法改正と再生医療新法の成立
2)いわゆる健康食品(サプリメントなど)の機能性表示容認
3)混合診療の原則解禁
4)遠隔医療の解禁
などが既に実現しております。
また、人類の健康・長寿への挑戦をテーマとして2025年日本万国博覧会の開催が議論されており、ダイナミックに健康医療とリンクした産業化への動きが加速してきています。
本講演では、アベノミクスにおける規制改革と健康医療戦略に関して現状と展望について述べるとともに、自らの健康を自ら守る「セルフメディケーションのすすめ」として、最新のアンチエイジングの知識についても紹介して頂きました。

<講師略歴>
【氏名】森下 竜一(もりした りゅういち)
【生年月日】昭和37年5月 12日  本籍 岡山県
【勤務先】大阪府吹田市山田丘2-2 大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学
【学歴】昭和62年 3月25日 大阪大学医学部 卒業
【職歴】
平成 3年 3月31日 大阪大学医学部老年病講座大学院卒業
平成 3年 8月 1日 米国スタンフォード大学循環器科研究員
平成 4年 7月 1日 アメリカ循環器学会特別研究員
平成 6年 4月30日 米国スタンフォード大学循環器科客員講師
平成 7年 4月 1日 学術振興会特別研究員
平成10年10月16日 大阪大学助教授大学院医学系研究科遺伝子治療学
平成10年10月16日 大阪大学助教授大学院医学系研究科加齢医学(兼任)
平成15年03月17日 大阪大学寄附講座教授大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学
平成15年03月17日 知的財産戦略本部本部員(2007年任期満了:本部長 内閣総理大臣)
平成25年01月23日 内閣府 規制改革会議委員(安倍内閣)健康医療戦略本部 戦略参与(本部長 安倍晋三内閣総理大臣)
平成25年03月18日 健康・医療戦略本部(本部長 安倍晋三)戦略参与
平成25年04月17日 大阪府・市統合本部 医療戦略会議参与
平成28年06月28日  日本万博基本構想委員
平成28年09月 9日 内閣府 規制改革推進会議委員(安倍内閣)
【資格】医学博士 第9695号、抗加齢医学専門医、老年病学会指導医、臨床内科認定医、動脈硬化学会指導医、大阪府内科医会臨床内科推薦医、日本脈管学会認定脈管専門医、日本再生医療学会再生医療認定医
【受賞歴】アメリカ高血圧評議会Harry Goldbratt 賞、日本医師会研究奨励賞、日本循環器学会佐藤賞、産官学連携推進功労者表彰産官学連携文部科学大臣賞(アンジェスMG株式会社)、大学発ベンチャー2016
【表彰】文部科学大臣賞(ファンペップ株式会社) 他多数
【委員会】文部科学省科学技術・学術審議会委員 他
【代表世話人】脳心血管抗加齢研究会
【学会理事】日本血管生物医学会、日本抗加齢医学会、日本遺伝子治療学会、日本知財学会、日本ベンチャー学会、NPO法人日本抗加齢協会副理事長、大学発バイオベンチャー協会代表代行
Editor-in-Chief: The Open Gene Therapy Journal (2008-), Immunology, Endocrine and Metabolic Agents in Medicinal Chemistry (2011-), World Journal of Hypertension (2011-)
Editorial Board: Circulation (1999-), Hypertension (2006-), Gene Therapy (2008-), Arteriosclerosis, Thrombosis & Vascular Biology (2009-) 他 30以上
【著書】「アルツハイマーは脳の糖尿病だった」(青春出版)など

平成11年には、大学発バイオベンチャー初の公開企業メドジーン(現アンジェスMG株式会社)創業、現在アンジェスMG社創業者・医学顧問。平成14年には、バイオベンチャー支援のためのバイオサイトキャピタル社創業。平成26年には、ファンペップ株式会社創業。

 

2017年02月24日 (金)

あさお慶一郎ミニ対談:小沼 大地氏


「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2017年2月22日)

今回の講演会は、NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事の小沼 大地(こぬまだいち)氏をお招きして、『未来をつくるリーダーを創る~社会課題解決を通じた人材育成プログラム“留職”とは?~』と題して開催致しました。
クロスフィールズの小沼大地氏が言う「留職」については、テレビ東京『ガイアの夜明け』に取り上げられて一躍脚光を浴びました。
「留職」とは自分の持っているスキルで、外国の困っている人たちのために仕事をするということで、言わば武者修行です。
そして、笑顔になった人たちと共に仕事をしていくことで、仕事のやりがいや人生の意味を改めて考え、リーダーシップが身につくと言われます。
日本国内の社会課題が複雑化・多様化する中で、社会の課題を解決するために、官・民・NPO/NGOの協働の重要性が高まってきています。
こうした協働をさらに促進するための取り組みのひとつとして、日本企業のビジネスパーソンが本業で培った技術や経験を活かし、社会課題の解決に取り組む新しい仕組みである「留職」が現在注目を集めています。
この「留職」プログラムの参加者は、現地に貢献するだけでなく、活動を通じて「働くことの意義」について見つめ直し、仕事への情熱と目の輝きを取り戻していきます。
創設から5年間でパナソニックなど約30社が導入、100名を超える社員が参加した「留職」プログラムの事例と、小沼氏がクロスフィールズを創立した想いをお伝え頂きました。
<略歴>
NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事 小沼 大地(こぬまだいち)氏
経歴:
1982年生まれ。栄光学園中学校・高等学校卒。一橋大学社会学部・同大学院社会学研究科修了。
青年海外協力隊として中東シリアで活動した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて勤務。
2011年5月、ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決にあたる「留職」を展開するNPO法人クロスフィールズを創業。
2011年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaperに選出、2016年にハーバード・ビジネス・レビュー「未来をつくるU-40経営者20人」に選出される。
国際協力NGOセンター(JANIC)の常任理事、新公益連盟の理事も務める。

著書:『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)

 

 

2017年01月24日 (火)

あさお慶一郎ミニ対談:森本 敏氏


「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2017年1月23日)

今回の講演会は、拓殖大学総長 元防衛大臣(第11代)の森本 敏(もりもと さとし)氏をお招きして『トランプ政権下における日米関係』と題して開催致しました。
アメリカ大統領選挙は、世界の大方の予想に反して、トランプ大統領候補が勝利しました。特に米国メディアの大勢は、L.A.タイムズなど一部を除き、クリントン氏優勢を伝えていたため、正反対の結果は世界中に衝撃を与えました。そこで安全保障問題の第一人者である森本先生から
・日米関係は沖縄問題などを含めてどうなるのか?
・対ロシア政策、共同経済活動は?
・対中国政策、南シナ海は?
・シリア情勢、難民、IS、反政府、etc
などのHOTなニュースについて、専門的立場からの明解な解説を伺える機会となりました。

<略歴>
森本 敏(もりもと さとし)氏
昭和16年生まれ。防衛大学校理工学部卒業後、防衛庁入省。昭和52年に外務省アメリカ局安全保障課に出向。昭和54年外務省入省。在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長など一貫して安全保障の実務を担当。専門は安全保障、軍備管理、防衛問題、国際政治。
平成4年より野村総合研究所主席研究員(~平成13年3月)。平成7年より慶應義塾大学特別招聘教授・兼任講師、同大学院兼任講師(~平成13年3月)。平成9年より中央大学・同大学院客員教授(~平成12年3月)。平成12年頃より政策研究大学院大学(~平成15年3月)、聖心女子大学(~平成23年3月)で非常勤講師兼任。平成12年より拓殖大学国際学部教授(~平成19年3月)、同大学海外事情研究所所長(平成17年~平成24年6月)、同大学特任教授(平成25年~平成28年3月)を経て、平成28年3月に同大学総長就任(現職)。平成21年8月防衛大臣補佐官(~同年9月)。平成24年6月第11代防衛大臣に就任(~同年12月)。平成27年10月防衛大臣政策参与に就任。

<主要著書>
「“海洋国家”中国にニッポンはどう立ち向かうか」(編著、日本実業出版、平成28年7月)
「図説 ゼロからわかる 日本の安全保障」(監修、実務教育出版、平成28年4月)
「防衛装備庁―防衛産業とその将来―」(編著、海竜社、平成27年12月)
「エネルギーと新国際秩序」(共著、エネルギーフォーラム、平成26年11月)
「私の死生観」(共著、角川ONEテーマ21、平成26年10月)
「武器輸出三原則はどうして見直されたのか」(編著、海竜社、平成26年3月)
「オスプレイの謎。その真実」(単著、海竜社、平成25年8月)
「国防軍とは何か」(共著、幻冬舎ルネッサンス新書、平成25年6月)
「それでも日本は原発を止められない」(共著、産経新聞出版、平成23年10月)
「日本の瀬戸際―東アジア最大の危機に日本は生き残れるか」(単著、実業之日本社、平成23年2月)
「普天間の謎―基地返還問題迷走15年の総て」(単著、海竜社、平成22年7月)
「日本防衛再考論―自分の国を守るということ」(単著、海竜社、平成20年5月)
「岐路に立つ日本の安全―安全保障・危機管理政策の実際と展望―」(監修、北星堂、平成20年1月)
「国民として知っておきたい日本の安全保障問題」(編著、海竜社、平成19年12月)
「日米同盟の危機―日本は孤立を回避できるか―」(共著、ビジネス社、平成19年4月)
「国防の論点」(共著、PHP研究所、平成19年3月)
「米軍再編と在日米軍」(単著、文藝春秋社、平成18年9月)
「森本敏の眼-日本の防衛と安全保障政策」(単著、グラフ社、平成17年3月)

<主要論文>
「沖縄米軍基地問題:安全保障の観点から」(海外事情、平成28年10月号)
「安全保障法制と集団的自衛権問題」(防衛法研究、平成27年4月臨時増刊号)
「日米同盟の現状と将来-転機と機会-」(海外事情、平成26年7・8月号)
「東日本大震災と国家の危機管理―課題と問題点」(海外事情、平成23年7・8月号)
「機動的運用主眼の『動的防衛力』へ―新防衛大綱と日本の安全保障」(改革者、平成23年2月号)
「日米同盟の深化と課題」(海外事情、平成23年1月号)
「東アジアの安全保障と日米同盟」(海外事情 「報告」、平成23年

 

2016年12月20日 (火)

あさお慶一郎ミニ対談:寺川 尚人氏

「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2016年12月)

今回の講演会は、株式会社Indigo Blue 代表取締役社長 寺川 尚人 (てらかわなおと)氏をお招きして『人事は企業を変えられる』と題して開催致しました。

現在のビジネス環境の中でグローバルに勝ち続けるためには、企業の競争力に人事領域の革新と進化がますます必要になってきています。
そうした中で経営戦略とビジネス戦略にリンクした人事戦略・人材開発戦略のあり方とそれを可能にする組織能力の向上を目指す為に何に取り組むべきか、単なる方向性を述べるのでは無く戦略実践・実行プロセスのあり方を寺川氏よりご紹介いただきました。
寺川氏はソニー在籍時代に金融・放送・通信インターネットプロバイダー、ITネットワークや電子マネー、ゲームなどの新規事業のほとんどに人事シニアマネジメントとして係わり、立ち上げに貢献されてきました。
その後も多くの事業に係り、現在はそのご経験をベースに月刊誌Wedgeに「人事は企業を変えられる」、またWEBマガジンCFO FORUMには「会社の競争力を引き上げるCFOの新たな役割」を連載されています。

<略歴>
寺川 尚人(てらかわ なおと)氏
役職:株式会社Indigo Blue 代表取締役社長
1982年 ソニー入社。
1999年 同社デジタルネットワークソリューション バイスプレジデント 兼 人事部統括部長。
2004年 同社パーソナルソリューションビジネスグループ事業推進部門・部門長、グループ関連会社等の取締役などを歴任。
2006年 スタイリングライフ・ホールディングス取締役就任。(スタイリングライフ・ホールディングスはソニーの業績悪化に伴い、事業売却のGP会社を束ねてスピンアウトしたGP)
2010年 マキシム・ド・パリ株式会社 代表取締役社長
2012年 株式会社ワールド 執行役員人事本部長
2014年 テラ・マネジメント・デザイン株式会社 代表取締役社長
2015年 株式会社Indigo Blue 代表取締役社長
2016年 パナホーム株式会社 社外取締役 兼任
(Wedge 2016.1月号より「人事は企業を変えられる」掲載中、CFO FORUM 2016.10月より 「会社の競争力を引き上げるCFOの新たな役割」連載中)
ソニー入社以来一貫して人事・労務業務に従事。加えて、1990年から2005年までソニーのほとんどの新規事業にかかわり、その立ち上げに寄与した。
また、ソニー本社構造改革やGP経営の制度設計(カンパニー制、執行役員、基幹人材プログラムやサクセッションプランの導入・運営、グローバルな人材シフト、人事・報酬・指名委員会)の導入、運営に従事。新規事業、ベンチャー事業、ノンエレキ領域(金融・放送・通信インターネットプロバイダー、音楽、化粧品、雑貨小売り、通販、ゲーム、アニメ、出版、電子ブック、電子マネー、ITネットワーク、情報システム、ソリューション、サービスビジネス、システムソリューション等)の会社設立、出資・合併交渉、上場準備、取締役、経営企画・事業戦略、事業推進、PJマネージメントに多数従事。
スタイリングライフ・ホールディングスにおいては、人事にとどまらず、経営戦略、経営企画、財務、情報システム、総務、法務、アライアンス、コンプライアンス、品質管理等の責任者、傘下の会社の取締役、事業管理を管掌。
同社傘下の45年間赤字のマキシム・ド・パリの業績回復を目指して、社長に就任。年間売上13億円程度の会社を2年間で約30数億円を超える会社に成長させた。ワールドにおいては、グループ全体(約2万人)の人事責任者、グループ会社経営に従事。
企業の持続的成長を支える、戦略的人事責任者の育成、後継者問題の解決、ベンチャー企業の支援を目指し、テラ・マネジメント・デザイン株式会社を設立。約60を超える様々な業界の新規事業の立ち上げと40を超える取締役、執行役員の経営経験を有している。

2016年11月25日 (金)

あさお慶一郎ミニ対談:渡辺 允氏



「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2016年11月24日)

今回は、元侍従長 渡辺 允 (わたなべ まこと)氏をお招きして『両陛下にお仕えして』と題して開催致しました。
過日の天皇陛下のお言葉以来、政府有識者会議が始まり、マスコミも大きく取り上げています。
そこで、経歴欄にある通り長期間侍従長をされました渡辺氏に貴重なお話を伺う講演をお願い致しました。

<略歴>
渡辺 允(わたなべ まこと)氏
昭和十一年東京生まれ
昭和三十四年 東京大学卒業後、外務省入省。池田勇人、佐藤栄作、田中角栄各総理の英語通訳、また、昭和天皇の御通訳を務める。駐米公使、中近東アフリカ局長、駐ヨルダン大使、儀典長を経て、宮内庁式部官長、平成八年十二月十二日侍従長に就任、同一九年六月十五日退官
現在、宮内庁参与

昭和六十二年,当時の皇太子殿下(現在の両陛下)の米国御訪問を担当したのが、両陛下にお仕えする最初となった。
曾祖父・渡辺千秋は、明治天皇最後の宮内大臣。父・昭は、昭和天皇の御学友の一人であった。
著書に「天皇家の執事」がある。

 

2016年09月29日 (木)

あさお慶一郎ミニ対談:玉木 正之氏

「日本のヴィジョンを考える会」講演前の対談(2016年9月28日)

今回は、スポーツ&音楽評論家 玉木 正之 (たまき まさゆき)氏をお招きして、『2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催で、日本の「何」が「どう」変わるべきなのか?それは、「体育」から「スポーツ」への大転換であり、「体育の日」の「スポーツの日」への変更は、必然である……』と題して開催致しました。

<本講演概要>
国民の大半がTVに熱狂したリオデジャネイロ・オリンピックは、日本選手団が史上最多の41個というメダルを獲得して幕を閉じた。
が、それは、日本のスポーツに対する認識の向上を表しているのではない。
日本人は、明治時代にスポーツを“輸入”して以来、未だにスポーツの本当の価値を知らないまま過ごしている。
1.我々日本人の多くは、意外と、スポーツのことを、何も知らない。
2.以上のようなスポーツに対する疑問に、答えられる人が少ないのは、我々日本人は、スポーツについて、まったく何も学んでこなかったからである。
3.東京オリンピックの60年代・高度経済成長の時代は、まさに体育の時代だった。
4.Jリーグの誕生と、スポーツの発展。そして2020年2度目の東京五輪とパラリンピック、スポーツ庁の設立
5.以上のような考察から、「体育の日」の「スポーツの日」への名称変更は、日本のスポーツ史の上での必然であり、スポーツの理解と発展のための必要事項といえる。

<略歴>
玉木正之(たまきまさゆき)スポーツ&音楽評論家
1952年京都市生。東京大学教養学部入学。在籍3年で中退。在学中より『東京新聞』紙上で執筆活動を開始。
『週刊ポスト』『週刊現代』『GORO』『NUMBER』『文藝春秋』『新潮45』等の雑誌、『朝日』『読売』『毎日』『日経』等の新聞などで、執筆活動を展開し、肩書きを、日本で最初の「スポーツライター」と名乗る(現在の肩書きはスポーツ評論家、音楽評論家)。
『レコード芸術』『音楽の友』『CDジャーナル』等で音楽評論・映画評論も手がけ、『オール讀物』には小説も発表。自伝的小説『京都祇園遁走曲』はNHKでドラマ化。
現在、静岡文化芸術大学、石巻専修大学の客員教授、立教大学大学院、筑波大学大学院で非常勤講師を務める。
来年度より、日本福祉大学、愛知学院大学の客員教授にも就任予定。
名古屋栄中日文化センターでは『オペラ入門講座』講師を10年以上務める。

<著書>
主な著書は、『スポーツとは何か』(講談社現代新書)『スポーツ・アンソロジー彼らの奇蹟』(新潮文庫)『スポーツ解体新書』(朝日文庫)『続スポーツ解体新書』(財界展望社)『スポーツ・体罰・東京オリンピック』(NHK出版)『不思議の国の野球(ベースボール)』(文春文庫)『タイガースへの鎮魂歌』(河出文庫)『クラシック道場入門』『オペラ道場入門』(小学館)『京都祇園遁走曲』(文春文庫)など。
翻訳書は、R・ホワイティング『和をもって日本となす』(角川文庫)、R・エンジェル『シーズン・チケット』(東京書籍)、S・モフェット『日本式サッカー革命』(集英社)など。
最新刊は『野球アンソロジー 9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫2016年10月発売予定)、現在『スポーツ・ジャーナリズム論(仮題)』(ちくま新書)を執筆中。

<新聞雑誌>
現在、毎日新聞『時評点描』、連合通信『玉木正之のスポーツ博覧会』、『YANASE LIFE PLESIRE』、共同通信『現論』、徳間書房『週刊アサヒ芸能』、ネット新聞『Daily-NOBORDER』などの連載のほか、東洋経済新社『東洋経済』、財界展望社『ZAITEN』、新潮社『新潮45』など、新聞・週刊誌・月刊誌各紙誌に不定期執筆。
2013年7月より、新しいスポーツ・メディア『NOBORDER-SPORTS』を立ちあげ、編集長に就任。

<テレビラジオ>
RKB毎日放送『ニュース新発見インサイト』水曜日、毎日放送『ちちんぷいぷい』のレギュラー・コメンテイターのほか、TBSテレビ『あさチャン!』『白熱ライブ!ビビット』『ひるおび!』、テレビ朝日『ワイド・スクランブル』『ビートたけしのTVタックル』、BSジャパン(テレビ東京)『日経プラス10』、NHK『クローズアップ現代』『週刊ニュース深読み』『NEWS WEB』『視点論点』、BSフジ『プライム・ニュ
ース』、朝日放送『ビーバップ・ハイヒール』『正義のミカタ』東海テレビ『学べるスポーツ・アカデミー』などに不定期出演。
政治評論家の上杉隆が主宰するネットTV『ニューズ・オプエド』(月-金17:00-18:00)の月曜日に「ノーボーダー・スポーツ編集長・主筆」としてキャスターを務める。

公式ホームページは『Camerata di Tamaki(カメラータ・ディ・タマキ)』http://www.tamakimasayuki.com/


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