あさお慶一郎(前衆議院議員 神奈川4区)

2012年01月31日 (火)

衆議院 予算委員会-2号 平成24年01月31日

180-衆-予算委員会-2号 平成24年01月31日

○浅尾委員 時間が短いので、基本的に一問だけになりますけれども、エネルギー外交について質問をさせていただきたいと思います。
まず、野田総理の施政方針演説の中に、エネルギーについて一段落ぐらい触れておられるんですが、その中で一点だけ、私ちょっと違和感を持ったところがありまして、これは恐らく多くの方は余り違和感を持たれないかもしれませんが、「化石燃料が高騰する中で、」ということが書いてあります。
原発事故がありまして、我が国はさまざまな、LNGの輸入等々で、我が国が輸入するものは今お示しした表のように上がっておりますけれども、世界的には実はガスの値段というのは下がっています。下がっているのは、アメリカで新たなシェールガスという、これはガスの種類ではなくて採掘方法の革新があった結果下がっていまして、十一月の統計が一番新しいわけでありますけれども、日本が輸入するものはアメリカの市場価格の四倍以上ということなんです。
総理にまず伺いますが、施政方針演説の中で「化石燃料が高騰する中で、」と、これは決して揚げ足をとるつもりはないんですが、政府の中でどうしてこういう高騰する中でというような記述になったのか、伺いたいと思います。

○枝野国務大臣 御指摘の点は事実でございますが、一方で、いわゆる原油については高騰傾向にあるということは間違いないことでございます。
そして、今ガスについては、これも御承知だと思いますけれども、LNGの導入の経緯から、現状では、石油代替エネルギーとしての位置づけであることで、原油価格に連動した価格になっているということでございます。
これについて改善をしていかなきゃならないというふうには思っておりますが、そういったことで、我が国が輸入できるエネルギー、化石燃料は高騰しているという認識でございます。

○浅尾委員 私の問題意識は、実際にはガスと原油というものは最終の需要というのが違うんですね。原油の最終需要というのはいろいろなものがあるんです。プラスチックになったり、あるいはガソリンとして車を動かしたりというような形で、いろいろな形で使える。多分一番多い需要は、ガソリンとして車を動かす。ガスの一番多い需要というのは、発電なんですね。
先ほども申し上げましたように、アメリカにおいては新しい発掘ができました。きょうの新聞にも出ていましたが、アメリカだけではなくて、実は中国でも世界最大のシェールガスの埋蔵量が確認されているということで、実はまだロシアは、これは後ほど触れますけれども、シェールガスについてあえて触れていないので、恐らく在来型のガスと同じぐらいの埋蔵量があるというふうに言われているものなんです。
きのう、総理の施政方針演説、では、どれぐらいの資料で調べたのかということで、これは別にあれですけれども、このぐらいの厚さの資料で書いておられるということで、この中を見たら、シェールガスに触れてある部分はほんの一行だけなんです。
私の問題意識は、なぜ政府の中に、そういった新しい種類のものに触れることが、あるいはそれをどうやって日本に入れるか、あるいは今、枝野大臣が言われたように、日本の輸入は原油に連動しているんだけれども、原油というものは最終の需要が発電に限らない、むしろ発電に限らないから値段が高くなっているので、違うものに連動する形で輸入したらいいのではないかというような問題意識がなぜ出てこないのかということでありまして、ぜひそういうことについて、今後そういう問題意識をまずは持つという御答弁を総理の方からいただきたいと思います。

○野田内閣総理大臣 御指摘ありがとうございました。そういう問題意識を持っていきたいというふうに思います。

○浅尾委員 特にことしの夏、電力が大変厳しい状況になるという中で、電力の値上げを防ぐという観点からも、ぜひそういう問題意識を持っていただきたいと思います。
その中で、今申し上げましたように、日本の価格というのは原油に連動しておりますけれども、アメリカ、北米で最初にこの輸出許可を太平洋側でとっているアパッチというガス田、これはカナダのガス田ですけれども、ここの輸出許可は原油価格連動、JCCといいますが、原油価格連動でカナダ側では輸出許可をとっております。まだ日本で輸入が決まっているわけではないんですが、ぜひこれを、原油価格とは切り離した、ヘンリーハブといいますが、市場価格連動でなら買うよというような外交姿勢を示していただきたいと思いますが、政府の方針を伺いたいと思います。

○枝野国務大臣 御指摘のような問題意識は共有をさせていただいております。
ただ、あと問題は、相手のあること、それから量をしっかり確保するということとの兼ね合いの中で、今後の交渉でございますが、交渉力を高めるという意味では、電力会社やガス会社等による共同購入であるとか、あるいは同じような資源についての立ち位置にある国との連携、こうしたことを既に努力を始めているところでございます。

○浅尾委員 ぜひ、政府もバックアップをして、共同購入をすれば、我が国が輸入している量というのは相当の量になるはずですから、それはお願いしたいと思います。
同時に、今の電力の価格決定のメカニズムで、燃料費が上がると電力代金が上がるというところを、努力して安い燃料を入れた場合は企業側の利潤になるような、全部が全部とは言いませんが、仕組みも入れていただきたいと思いますが、その点についてはどういうお考えでしょうか。

○枝野国務大臣 これも御承知だと思いますが、今、私のもとで、電力の原価について検討をさせているところでございまして、また、それを含めた全体の電力システム改革の専門委員会も設置をしたところでございます。そこでの議論に、今、委員から貴重な御提言をいただきましたので、その御提言もしっかりとお伝えをして、検討をさせてまいります。

○浅尾委員 ぜひ、それは検討していただきたいと思うんですね。
というのは、これは別に御答弁いただかなくても結構ですが、オバマ大統領が、三十七基だったと思いますが、原子力発電所の建設の許可を出しておりますが、実は進んでいません。
進んでいない理由というのは、別に福島のことを踏まえてということではなくて、アメリカでガスの値段、三・五五四というのは去年の十一月の段階の価格ですが、直近では二ドル台、二ドル九十五セントまで下がっておりまして、要するに、原子力で電力をつくるよりもガスを燃やした方が安いからということであります。
我が国においても、そういったことで、長い目で見れば自然エネルギーにかえていくということでしょうけれども、当座はそういうこともぜひ検討していただきたい。そして、先ほどおっしゃったようなまとめ買いのようなことのバックアップを政府がしていただきたいということを思います。
もう一つ、外交という観点から申し上げておきたいことがあります。
実は、この新しい種類のガスの採掘方法が出た結果、ガスの輸出が減っている国があります。
ヨーロッパ向けのガスの大宗を今まで、大宗というか、ヨーロッパにかなりの量のガスを出していた、OECDのヨーロッパに出していたのはロシアでありますが、二〇〇七年にロシアの全輸出の六三%だったのが、二〇一〇年には五一%まで減っております。
実は、ロシアは世界最大のガスの輸出国でありますけれども、OECD、欧州、どちらかというと比較的お金が払える方の国々だと思いますけれども、そういったところへの輸出が減っているということで、北米からシェールガスを入れていくという交渉はもちろんやっていきながら、日本から距離的により近いのはサハリンであったりシベリアということだと思いますので、ロシアからも、ロシア側が困っているというような事情もあるかもしれません。
これはわかりませんが、事実、数字だけでいうとヨーロッパ向けの輸出が減っているということなので、ロシアからの輸入、日本からすれば輸入ということも、ロシアとの間は北方四島の問題等のさまざまな懸案がありますから、そういったことも踏まえながら、北方四島の問題も進み、なおかつ夏の、あるいは当面の、直近の将来にわたっての電力不足対策として価格的にも折り合うということであれば、そういったことも資源外交の中で取り入れていかれたらいいのではないかというふうに思いますが、その点について、野田政権のお考えを伺いたいと思います。

○玄葉国務大臣 浅尾委員がおっしゃるように、特にプーチン首相は、アジアのマーケット、特に日本のマーケットに関心を強く寄せているというふうに私自身も考えているところでございます。
ロシア全体は、たしか二〇一〇年までは、あるいは一一年までは全体としてはまだガスの輸出はふえていると思いますが、欧州危機等々いろいろあるでしょう。ですから、先般もラブロフ外相とも、ウラジオストクのLNGのプロジェクトの事業化とかサハリン3のプロジェクトの問題などについても議論をしたところでありまして、いずれにしても、あらゆる分野における協力、安保協力も海をめぐる協力も、そういったものも進展させながら、まさに我が国とロシアとの間の最大の懸案である北方領土問題というものを解決して、平和条約を結ぶということのために全力を尽くしたいと考えております。

○浅尾委員 時間になりますので終えますけれども、ぜひ価格面も、北米で安い値段のガスが出ている、そういうものを輸入する手だてをとりながら、その延長線上でロシアとの外交も進めていただきますようにお願いを申し上げまして、質問を終えさせていただきたいと思います。

○中井委員長 これにて浅尾君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして本日の集中審議は終了いたしました。
次回は、明二月一日午前九時から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。

2012年01月31日 (火)

予算委員会質疑テレビ中継(終了しました)

 明日2月1日午後4時45分から衆議院予算委員会が開かれ浅尾議員が質疑に立ちます。この模様はNHKでテレビ放映されます。皆様のご視聴をお願い致します。

2012年01月31日 (火)

成田山初詣

 昨日の成田山初詣ツアーの最終見学は浅草からの貸切水上バスでした。サラリーマン時代にこの浅草の水上バス乗り場の脇にある東武電車で栃木県の足利方面に行っていましたが、この場所に乗り場があるのは分かりませんでした。乗車時間は夕暮れから夕闇に変わるころでしたので水上から観る東京の夜景の美しさにうっとり。おとぎ話に出てくるような光があちこちから迫って来ます。それだけでも心が躍って嬉しくなってきます。終着地点のレインボーブリッジ近くでは更に光が広がります。流石東京の夜景です。昔東京で仕事をしている時にはこれ程綺麗な夜景だとは気がつきませんでした。この綺麗な夜景を観て今回のバスツアー参加者の皆様からツアーに参加して良かったよとの言葉を頂きました。来年もまた宜しくお願い致します。

2012年01月28日 (土)

党大会

 今日はみんなの党の党大会だ。一年間の活動の振り返りと今後一年間の活動方針を決定する重要なものだ。特に今年は衆議院議員の解散総選挙が噂されており、それに向けた取り組みが議論される。また、新たな立候補予定者が披露される。小さな党だけに小規模な開催と思いきや昨年は統一地方選挙の候補者が集結し今年は衆議院支部長(候補予定者)と昨年の統一地方選挙当選者が集まるので相当規模の集会になる。私達秘書はお手伝い等裏方の仕事で参加になるが、一年間の苦労は議員さんと一緒なので会場内でじっくり聞いて来ましょうか。

2012年01月27日 (金)

流れは選挙だ

 国会は始まり代表質問が続いている。各党の質問も閣内の回答も選挙対策に聞こえるのは職業病なのだろうか。一方でマスコミからの質問も増えてきた。誰かの大きな力で解散総選挙へ向わされているような気がする。今国会は行き詰まり進む方向は定まっていない。それはそうだ真のリーダーがいない状況ではいつ何が起きても不思議ではない。国会の外では維新の会の国政参加や石原新党が噂されている。次回の選挙がいつになるか分からないが選挙をやる時には外交防衛や経済政策の考え方が一緒の人達がグループになってほしい。少なくとも国民をだまし考え方の違う人達が集まり耳障りの良い言葉を並べ選挙だけ勝てば良いというのであれば民主党になってしまう。だから選挙前の政界再編は非常に大事である。

2012年01月26日 (木)

成田山初詣

 来週の月曜日は新年の恒例行事になった成田山初詣のバスツアーです。沢山の方からお申し込みを頂き、バスを連ねての参拝です。成田山はお参り以外にも色々な事が楽しめます。特に参道奥の土産屋の合間に美味しいうなぎやが立ち並んでいます。参加者の皆さんも豪華なホテルバイキングの前にも係らず毎年そこでうなぎを食べている姿を見掛けます。何でここで食べてしまうか不思議ですがそれほど美味しいのでしょう。成田山から昼食のホテルは例年通りですが、今年はその後にキッコーマン醤油の工場見学です。この工場でしか販売していない醤油があるという噂があるので確かめたいと思っています。その後に貸切の船で隅田川の夜景を見ながらの川くだりです。どうですか面白そうではありませんか。明日までならまだ申し込みは受けられます。お待ちしていますよ。

2012年01月25日 (水)

真白き富士

 今朝の富士山はとても綺麗だった。その場所は今も悲しい歌として残っている逗子開成高校の近くだ。真白き富士の嶺、緑の江ノ島仰ぎ見るも今は涙、帰らぬ12の雄々しきみたまに捧げまつる胸と心。と歌われている。今から102年前の1月23日にボート転覆事故で逗子開成の中学生(現高校生)が亡くなったそうだ。なぜその話がと思われるだろうが、綺麗な富士を見て逗子海岸を車で走っていたらなぜかこの歌を口すさんでいたからなのです。それが気になり調べてみたら102年前の今頃と分かりびっくり。ご冥福をお祈り致します。普段霊感の無い私だが今年は何かが違うのかな。

2012年01月24日 (火)

通常国会始まる

 通常国会が150日間の予定で開会された。果たして途中で解散せずに消費税増税などの重要法案を通すことが出来るのかがポイントだ。しかし評論家などの意見では政権与党の民主党が,今までやるそぶりの無かった国会議員の定数削減や公務員給与削減など耳障りの良い政策を出して来た事は、最初から今国会で通る見通しがないのにわざとその法案を提出して野党につぶされたと言いふらすための選挙対策用だと言っている。それが事実だとすれば選挙は早まるのだろう。だが政治家として本当にそれで良いのだろうか?東日本震災直後から10ヶ月も経つのにやっと福島を除く地域のガレキ処理の目途が立ってきたぐらいだ。それ以外にもやる事がいっぱいある。でも何も出来ずにいる内閣なら、早く選挙して政策を実行出来る内閣を作るべきと思うが如何だろう。

2012年01月23日 (月)

新年そうそうの法事

 昨日は新年そうそう父親の49日の法要がありました。あれからあっと言う間だったのか、ずっと昔の事のようだったのか両方とも当てはまるような気がします。正月の月に法要もどうかと思いましたが宗教上の決まりなのでやらなくてはなりません。その代わり昨年両親が亡くなったりの超不調年から脱却出来たような気がしました。しかし寒さのせいかここに来て支援者の方々の急死の話をよく聞きます。私自身も身体に気をつけてもう少し社会の役にたちたいと思います。今年はまだまだやる事がある。頑張るぞ。

2012年01月23日 (月)

BSテレビ出演のお知らせ(終了しました)

 1月30日(月)午後8時~午後9時55分BSフジ「PRIME NEWS」に出演致します。題名は「どうなる?公務員制度改革・・・定数削減、給与削減、協約締結権・・・山積する課題、改革の行方を問う」をテーマにみんなの党の掲げるそれらの政策に対し約2時間みっちりお話をさせて頂く予定です。ご視聴をお願い致します。

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