あさお慶一郎(前衆議院議員 神奈川4区)

2008年09月17日 (水)

活動レポート「平成版所得倍増計画」

近く開催される臨時国会で新しい総理が指名され、間を置かずに解散・総選挙という政治日程が略確定したと報道されています。今度の選挙で表面的に問われるのは政権交代です。しかし、それらは政策実現の為の手段であり、目的ではありません。問われるべきは何を今後の五年、十年のうちに行うかです。日本はますます高齢化が進み、増加する年金、医療、介護等の社会保障費用を如何に社会全体で賄う体制を築くかということが大変重要な政治課題となります。

人間は加齢と共に持病を抱えることが多くなるので、平均値で言えば70代の方は20代方の何倍も医療費がかかります。若い頃健康で一切健康保険のお世話にならなかった方が病気を抱える様な年齢になったら後期高齢者医療保険制度の下、様々な受診の制限を受ける様になれば怒ります。後期高齢者医療保険制度は廃止します。年金も受給者が増えたからと言って支給額を減額するということでは多くの方が不安に思うのは当然でしょう。社会保障費用そのものの削減を目的とするのも誤りです。

考えるべきことは、如何に増加する一人当たりの費用負担を超える様な収入増を実現するかということです。月収30万の中から1万5000円の社会保険料を負担している人の月収が50万になって負担額が2万5000円に増えても文句は出ません。しかし、月収が30万で変わらないのに負担が1万5000円から2万5000円に増えれば文句は出ます。だから、日本全体で生産性を向上させて10年後の所得倍増を目指す様な政策が必要です。平成版所得倍増計画です。

実現に向けて必要な政策は、短期的には行政等の非効率なセクターの効率化、農業等規制の関係で生産性向上がはかれていない分野の改革、そして金融の制度改革により中小企業の資本性資金の貸し出しに掛かる査定の変更により資金供給を円滑化することなどが考えらます。中期的には既存技術の組み合わせにより新たな製品やサービスの提供、長期的には基礎技術の研究による人工光合成によるエネルギー・環境の革新的変化や脳の研究等による新時代コンピューターの開発等が考えられます。いずれにせよ、夢を持って今後の日本の難局に立ち向かいたいと思います。


参議院議員 浅尾慶一郎

2008年09月09日 (火)

活動レポート「福田総理辞任」

福田総理が辞任を表明され、新たな総理大臣が選ばれることになりました。

新しい総理大臣は解散・総選挙という形で国民の信を問うていない3人目の総理となりますので、早い時期での解散総選挙を求める声が高まることは火を見るより明らかです。

その総選挙で問われるべきことは補正予算の編成といった目先のこともあります。

しかし、今後の5年後、10年後の日本の超高齢社会を見据えて、如何に増加する社会保障費負担を、個々の方の最終的な手取りを減らさずに賄っていったら良いのか、その為に、日本の潜在成長力を如何に高めるかと言った骨太の議論の方が大切です。

先行きが見通せない中で負担ばかり増えるから政治不信が増すのです。

生産性を高めて個々人の収入を増やせば、結果として、社会保険料が増えたとしても、率として増えなければ最終的な手取りは減らないので、将来不安は解消出来ます。逆に、目先のバラマキばかりでは、将来不安は解消出来ません。

一方、福田総理の突然の辞任に対しては無責任だとの批判が絶えません。

今回の辞任は、突然の政権投げ出しですので、批判はその通りだと思いますが、総理大臣には他人にはない重圧がかかることも事実でしょう。

先日、マスコミ関係者との懇談の際、「竹下総理でも、リクルートと消費税の逆風の際には胃腸を壊し、突然トイレに駆け込むこともよくあった。そして、出て来られると頭の後ろに新たな神経性の脱毛痕を見つけることがままあった。」と竹下総理番をされていた記者の方から聞きました。他人からは伺い知れない重圧があることは事実なのでしょう。

それでも重圧を受けても総理の職責を全う出来るか否かは、総理になるまでにどれだけの苦労をしてきたかということに左右されると思います。

その意味では、若い時の苦労は将来役に立つでしょう。


参議院議員 浅尾慶一郎
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