あさお慶一郎(前衆議院議員 神奈川4区)

2007年07月30日 (月)

「日本型コアビタシオン」

7月29日参議院選挙の結果、大幅に与野党が逆転し、衆議院と参議院では、多数派の政党が異なるという状況になりました。この結果を受けて、マスコミは今後どのような政権運営がなされるのか?興味を持って報道しております。

類似の例と対応を諸外国に探しますと、フランスで、大統領の出身政党と下院の多数党が異なる事態をコアビタシオンと呼び、大統領の与党が議会内少数派である場合、「いつ不信任されるか分からない不安定な内閣」を抱えての政権運営を避け、あえて多数党(野党)の党首を首相に指名するということが行われることがあります。安倍総理が続投を表明したので有り得ませんが、これを我が国に当てはめますと、あえて総理大臣を参議院の野党側から出すということになります。

政治は国家・国民の為に何を行うか行ったかで評価されるべきですので、今後は参議院で我々が必要だと考える法案を可決した上で衆議院に送付し、審議を求めていくことになります。まずは、今回の選挙戦の最大の争点となりました年金の問題についての法案が第一号になります。この問題には様々な観点がありますが、グリーンピアその他で6兆円を超える保険料が年金給付以外に使われたことに鑑み、保険料を年金給付以外に使用できなくする法案などが対象になります。もちろん、同時に年金制度一元化法も提出していきたいと思います。いずれにせよ、民主党からも法案を提出し、衆議院に送付する中で、我々の政権担当能力を世の中の方に評価して頂くことになりますので、これまでとは異なる局面に突入することは間違いがありません。



参議院議員 浅尾慶一郎
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