あさお慶一郎(前衆議院議員 神奈川4区)

2006年09月06日 (水)

ヨーロッパ型福祉社会の現状

オランダ、フィンランド、スウェーデン、英国を訪問しヨーロッパ型福祉社会の現状について政党関係者等にヒアリングをして参りました。ご存知の通り、ゆりかごから墓場まで、スウェーデン型年金制度、ワークシェアリング等、これらの各国は特色のある福祉制度を築いたことで有名です。

一方で、益々進展するグローバル化の中でこれまでの制度をどう維持するか各国とも創意工夫をしておりました。オランダはEU諸国中最も低い20.5%という法人税率を実現しましたが、同時に多くの対内直接投資を呼び込むことで、経済を活性化し、税収減となることをまぬがれました。フィンランドは一人当たりの高い生産性を維持し、その結果経済を活性化させ福祉社会を維持する戦略を取っています。その為に、OECD諸国の中で最も評価される教育制度を構築しました。この国では外国から来た人も大学院まで授業料が無料となっております。英国では、EUに新規加盟したポーランドやバルト三国からも無制限で労働者を受け入れながら経済を活性化させ、またユーロには加入しない戦略を取ることで海外からの投資を呼び込むことに成功しました。そうして得た原資を元手に、国内の特に若年層について職業教育を含めた教育の課題に取り組んでおります。

もちろん、それぞれの国に課題は多くありますが、私が一番関心を持ったのはそれぞれ他国とは違う国家戦略を取ることで国内経済を活性化し、伝統的な福祉社会の維持をしていることでした。守るべき価値の為に、他と差別化出来る政策を打ち出していることが新鮮でした。

参議院議員 浅尾慶一郎
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