あさお慶一郎(前衆議院議員 神奈川4区)

2004年03月02日 (火)

米国大統領選について

本年は私自身の改選の年ですが、先日ブッシュ大統領の選挙参謀の方の話を聞く機会がありましたので、今年同じく選挙が行なわれる米国大統領選挙についてまとめてみました。

4年前の米国大統領選挙では、総得票数でゴア候補がブッシュ大統領の票数を上回る程の大接戦であり、最終的にはフロリダ州の結果でブッシュ氏が大統領に当選したことは既にご案内の通りです。今回も大変な接戦が予想されると共和党の選挙参謀も認めておりました。そうした中でブッシュ現大統領の戦略として、民主党大統領候補としての指名の可能性の高いケリ-氏に対して以下の戦略が取られそうです。

イラクの問題については、ケリ-氏も戦争に賛成の投票をしており今になって批判するのは機会主義的であるという反論と米国民の安全を守る為、賛同する諸国のみと行動する権利を米国は有すると主張することで米国民の支持を集める戦略です。

経済問題については、ケリ-氏はモンデール元大統領候補以来初めて増税を掲げて選挙に臨む候補だと批判するのと同時に、大統領側としては財政規律を守りながら減税路線と低金利路線を継続する政策を訴えるとのことです。ちなみにケリ-氏の増税政策への批判で興味深かったのは、ケリ-氏は金持ちへの増税と訴えながら、実際に一番影響を受けるのは全米に2,000万から3,000万人いる個人事業主であるとの指摘でした。個人所得と事業所得の区分が出来ないので高所得者への課税は即ち個人事業主イジメにつながるという指摘でした。

社会的な問題については、米国民の55~60%が反対する同性愛者同士の婚姻について憲法にそれを明確に禁止する修正条項を加える政策を打ち出すことで、国民の過半の支持を集める戦略とのことでした。

以上の話を聞いて、米国社会が二分される可能性について私が質問した所、今までもそうであったが、今回も選挙が終われば選挙は選挙として大多数の米国民は結果を受入れて団結するとの答えでした。

参議院議員 浅尾慶一郎

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