あさお慶一郎(前衆議院議員 神奈川4区)

2003年02月09日 (日)

アメリカ出張報告

7日に米国ワシントンから帰って参りました。2泊4日のスケジュールで結構慌ただしかったですが、イラク攻撃が報道される中で、米国の議員や研究者と本音の意見交換が出来たこと、ブッシュ大統領の演説をその場で聞けたこと等収穫は大きかったと思います。

米国の議員との意見交換は日本、ノルウェー、アルバニア、コスタリカの議員が参加してイラク攻撃の問題について話しましたので二国間の議員の意見交換というよりも多国間の議論の場であったのでより有意義であった。その中で、米国の議員は米国のイラクに対する姿勢について、アルカイダとイラクとは明確に接点があり、かつ生物・化学兵器の開発も行なっているので正当であると主張し、私やノルウェー、コスタリカの議員は、新たな国連安保理決議のないイラク攻撃に対してはそれぞれの国では理解が得られないと主張して激論になりました。

ノルウェーの議員は、「ブッシュ、フセイン、金正日の3人の中で国際社会への最大の脅威は誰かとのノルウェーでの調査によると、85%の人がブッシュと答える」という赤裸々なデータも示して、如何に米国内とその外側での世論の評価が異なるかを訴えておりました。アルバニアの議員は、同国が数年前までは、今の北朝鮮にも似た閉鎖的な社会であったことを例に、イラクの国民を解放する為に国連決議の如何に関わらず武力行使を支持するとしました。私は、新たな国連安保理決議無しで米国が攻撃に踏切った場合には、国際社会の理解が得られず、結果として国際的な米国の評判を落とすことになるので、少なくとも同盟国には、イラクの大量破壊兵器開発の証拠及びテロリストとの関係を開示した上で、新たな安保理決議を求めることは米国の為にもなると主張しました。最後は、どこまで機密情報の開示が出来るか分からないが米国政府当局にも海外の議員の意見を伝えるということで、米国の議員が引き取りました。

私は、今まで国内では、この問題について、我が国は周辺に核兵器の開発を認めている北朝鮮が存在することから、周囲に脅威が存在しなくなったヨーロッパ大陸諸国とは事情が異なり、我が国としては常に北朝鮮のことも念頭に最終的な決断をすべきと述べて参りました。しかし、新たな安保理決議が望ましいことは申すまでもなく、そのことを米国側に伝える為にも、日本の置かれている周辺事情には触れずに強い言葉で新たな安保理決議の必要性を申し入れました。

大統領の朝食会での演説の一部は日本の報道機関でも報じられておりましたが、米国が脅威と戦う決意を全面に押し出したものでありました。今回の出張を通して感じたのは、日本では事故の様に受け取られている9月11日のテロを、防ぐ事の出来た人災であるとアメリカ人が感じており、今度、同じ様なことを起こされたら間違いなく政治の責任となると感じていることです。だからこそ我が国では一般に中々理解されないイラク攻撃も米国では5割を超える人が支持をしていると思います。

参議院議員 浅尾慶一郎

2003年02月03日 (月)

アメリカに行ってきます


明日4日から、7日まで米国ワシントンに出張してきます。国会開会中の国外出張は当然参議院の了承事項であり、基本的にはあまり出かけない様にしております。今回の出張の目的は年に一度米国大統領も列席のもと開催されるナショナルプレヤーズブレックファストに参加する為です。ちなみに、プレヤーズブレックファストとは、キリストの名の下にすべての宗教の者が相互理解や和解の為に話し合い、祈りを捧げる朝食会です。

イラク攻撃が噂される中、ブッシュ大統領が如何なる演説をするかに関心を寄せております。特に、相互理解・和解を目的とした朝食会での演説であり、キリスト教対イスラム教という色彩で今回の戦争を語られない様にする為にどの様な言葉を使うかに関心を持っております。直接大統領の言葉を聞けることは我が国としての対応を考える上で参考になると思います。どの様な話であったかは帰国後にご報告致します。

同時に、折角の機会ですので米国のシンクタンクの一つである戦略国際問題研究所(CSIS)にて講演も予定しております。日本の経済状況や政治の情勢について話をする予定です。
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