あさお慶一郎(前衆議院議員 神奈川4区)

湘南の風

「人口減少社会における自治体間競争」活動レポート2018年10月号

2018年10月06日 (土)




【日常生活では実感しない人口減少社会】

我国の人口が減少している。
その認識はかなり共有されてきたのではないでしょうか。
少子高齢化という言葉を紙面で見ない日はありません。
しかしながら少子高齢化の進展は非常にゆっくりです。
言葉は踊れど、普段の生活で実感することも少ないかもしれません。
私の選挙区は、東京から40キロから50キロの範囲に位置する横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町で、実は神奈川県内でも高齢化率が最も高い地域です。
しかし、住民の方々が普段からそうした意識を持っているかといえば、決してそうではありません。


【首都圏 所得減のドーナッツ】

先日、日本経済新聞に「首都圏 所得減のドーナッツ」という記事が出ていました。
日本の高度成長期に当たる昭和30年代から50年代にかけて東京から40キロから50キロの一帯では住宅建設が盛んでした。
当時、マイホームを手に入れた方々が次々に定年退職し、その影響で地域の所得が減少するという傾向が表れているというのです。
東京に近い地域では、近年、タワーマンションも増え、若い世代が移り住む環境が整っています。
しかし、一方、東京から40キロから50キロ離れた地域の若者の間では、より東京に近い地域に移り住みたいという傾向があるようです。
そんななかで第一世代の定年退職が重なり「所得減のドーナツ化」現象を加速させたと考えられます。


【逗子市の財政危機】

財政が非常に厳しくなったことをうけ、逗子では今年、花火への市の助成金が全額カットされてしまいました。
こうしたことは、高齢化が進展し、所得が減少する自治体ではどこでも発生しうることかもしれません。


【「職」と「住」を兼ねた街としての魅力を!】

では、「所得減のドーナツ化」を食い止めるために何をすべきなのでしょうか。
やはり、地域の魅力を更に高めてゆくことです。
あえて遠くてもここに住み、東京に通うという人を増やすことです。
同時に地域における職住接近の魅力のある職場を増やすことでしょう。
緑豊かで、海も近い横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町は、研究開発の拠点として、またSOHO型の起業の街として、十分な可能性を秘めた地域です。
人口減少社会だからこそ、「住」と「職」を兼ねた街としての魅力を高めてゆく政策が大切なのではないでしょうか。
地域の魅力を高める自治体のため、私も国政の観点からその後押しのできる政策を積極的に打ち出してゆこうと考えます。


前衆議院議員 浅尾慶一郎

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