あさお慶一郎(前衆議院議員 神奈川4区)

湘南の風

「証人喚問について」活動レポート2018年4月号

2018年03月30日 (金)



■最も多く証人喚問の質疑に立つ

先日、偶然テレビをつけたら、過去の証人喚問において証言をうまく引き出した事例として私の守屋元防衛事務次官に対する質疑の際に久間、額賀両元防衛大臣の名前を引き出したことが紹介されていました。
佐川前国税庁長官に対する証人喚問への関心が高まっている中での放送でした。
私は、今でも最も多く証人喚問で質疑をした者の一人だと自負しております。
そもそも、証人喚問は、そう度々行われる訳ではありません。数回の経験でもかなり経験をした方になります。


■新たな証言を引き出す難しさ

証人喚問で相手方から驚く様な証言を引き出すことは、刑事訴追を恐れる証人の側がガードを非常に硬くして臨みますので大変難しいことです。
佐川前国税庁長官の喚問でも、刑事訴追の恐れがあるという理由で、新たな事実に関わる証言が出なかったことはご案内の通りです。
一方、世間の関心は高く、質疑をする議員の側もよほど準備をしていないとメディアから空振りと批判されるので通常の質疑以上に緊張致します。


■守屋証人喚問における準備

守屋元防衛事務次官に対する証人喚問の準備では、防衛商社の株式会社社山田洋行から守屋氏への接待が話題に上っておりましたが、同社以外の商社が守屋氏にした接待の事例等も私は綿密に調査して臨みました。
調査にあたっては、そうしたことに詳しい人物と個人的に信頼関係がないと参考になる情報は入りませんので、相当人脈のある議員でないと証人喚問はうまくいかないと思います。


■印象に残る過去の証人喚問相手

過去に行った証人喚問で最も印象に残っておりますのは、私が最初に喚問をした証人である株式会社商工ファンド代表取締役であった大島健伸氏対するものです。
同氏も最終的には刑事訴追をされましたが、当時大変巧妙に法律を駆使して貸金の回収をしていたことが私の質疑で明らかになりました。
具体的には、根保証限度額で一覧払い支払地商工ファンド○○支店という手形に保証人に裏書をさせた上で貸出を行い、期限に支払いがなければ手形訴訟として、東京地裁に回収依頼をしていました。
裁判所にいわば回収をアウトソースする形を取っていたのです。
これは、法律に反するものではありませんが、法律の想定外のことです。
実際、私の質疑の三年後には、裁判所から自粛要請を受ける程でした。
一般的に言えば、証人喚問の相手方は非常に頭が良い上にガードを固くしていることが多いので、よほど準備をしないと世間が期待する証言を引き出すことは難しいです。

前衆議院議員 浅尾慶一郎

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