あさお慶一郎(衆議院議員 神奈川4区)

湘南の風

「米国大統領選挙の結果から読み取るべきこと」 活動レポート2016年12月号

2016年12月02日 (金)


様々な米国人の声を聴く必要性

大方のマスコミの予想に反してドナルド・トランプ氏が大統領選挙で勝利を致しました。
この結果は、私自身も全く予想してなかったので驚きました。
私の知人の米国人でトランプ氏が望ましいと言っていた人は一人しかいなかったので、私も大統領選挙の投票日当日まで、違う結果を予想しておりました。
マスコミや日本の外交関係者も同じ様な予想をしていたと思われます。
予想が外れた理由の一つは、外交関係者も含めて普段付き合っている米国人が、かなり国際化したグローバル化の恩恵を受けている人達に偏っていたからではないかと思います。
今回、トランプ氏が負けた州は、西海岸すべてと東海岸のヴァージニア州以北のほぼすべての州ですが、こうした地域は比較的グローバル化の恩恵を受けている地域と言えるのではないでしょうか。
日本の政治家として私自身が学ぶべきことは、米国は非常に広いことを踏まえ、様々な地域の人と交流を持ち、その声を聴く姿勢が必要だということを痛感しました。


グローバル化の負の側面が表れない様な政策の必要性

何度か、当活動レポートにも記しましたが、グローバル化は必ずしも社会を構成するすべての人を等しく豊かにする訳ではありません。
開発途上国においては生産拠点の移転や社会全体の発展から中進国への道が開かれるという意味で恩恵が広く行き渡ります。
しかし、先進国、特に国際共通言語の英語を母国語とする地域においては、単純労働の外国人労働者への移転やコールセンター業務などの第三次産業に属する分野の仕事も技術の発展と共に海外に流出することも容易に起こりうることも加味すると、不断の生産性向上への取り組みがないとグローバル化の負の側面に目が行きやすくなります。
別の言い方をすれば、平均所得が上がっても中間値の所得が下がるという様な格差が拡大する可能性があります。
幸か不幸か、我国においては、グローバル企業に勤める人の所得が圧倒的に他と比べて給与が高いという事例はあまりありません。
また、日本語という見えざる参入障壁があり、外国人労働者の制限も相対的に厳しいので、グローバル化の負の側面が今の所、顕著に現れておりません。
しかし、技術の進歩によって日本語が参入障壁でなくなる時代がやがてくるでしょう。日本においてもグローバル化が大きく進むであろう近い将来を見据え、長い目で生産性向上を図るためには、教育にしっかりと力を入れて国際化の負の側面が表れない様にしていく必要があると改めて認識をし、取り組んで行きたいと考えるに至りました。


衆議院議員 浅尾慶一郎

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