あさお慶一郎(衆議院議員 神奈川4区)

湘南の風

「歴史から何を学ぶか」 活動レポート2015年9月号

2015年09月04日 (金)



今年は第二次世界大戦の教訓から何を学ぶかが政治家にとっても問われる年になりました。
そこで、日米戦争がなぜ起きたか、今後の国際政治をどのように動かせばよいのか考えてみました。


日米戦争がなぜ起きたか?


日米戦争(太平洋戦争)がなぜ起きたか、日米の国力の差が明確であったのになぜ米国と戦争を行うという決断を当時の指導者が下したのか。
このことを考える上でおさらいをしなければいけないのは、1937年からの日中戦争での米国の立ち位置です。
米国が日中戦争において中国に加担していったことは一つの歴史の事実です。では、なぜ日中戦争が起きたのか、これはかなりの程度、1931年の満州事変が原因だと言えます。
もちろん、満州事変が起きたから必ず日中戦争になり、それがまた必ず日米戦争につながったわけではないでしょう。
しかし、どういう背景から1918年に終結した第一次世界大戦の後、最終的に日米戦争につながっていったのかという歴史の経過を学び、そこから何を教訓として得るかは重大な課題です。


現実の政治は必ずしも理想論だけで動いていたわけではない!


第一次世界大戦後の世界の共通のキーワードは戦争の違法化と民族自決です。
しかしながら、当時の現実の政治は必ずしも理想論だけで動いていたわけではなく、既得権を守る方向でもそれぞれの国が他国と向き合っていたのです。
民族自決と言いながら、実際に多くの植民地が独立を果たすのは、第二次世界大戦後であることに象徴されています。
理想論だけで国際政治が動かないことは、程度の差はあれ、今も変わりません。
日本国内の財産をすべて捨てて満州にかけた人たちが満州での財産を放棄させられ、暴行を受けたとすれば、彼等を庇護すべきという世論が巻き起こり、それによって、国や軍が戦争違法化の理想化に関わらず、戦争をエスカレートさせた側面もあるでしょう。
我々は過去の歴史から、いくらつぎ込んだものが大きくても、決断が遅れればすべてを失うことも学びました。


世論を中心にして国際政治を理想の実現に向けて動かす!


過去の歴史は学ぶことができます。
また、昔より様々な情報が迅速に世界中に行き渡るので、世論が理想の実現のための政治を後押ししやすくなっています。
我々は現実の国際政治状況を頭に入れながら、世論を中心にして国際政治を少しでも理想の実現に向けて動かせる時代になったという認識も持つ必要があります。


衆議院議員 浅尾慶一郎

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